テザー/Tether(USDT)のリアルタイムチャートや現在の価格などの最新情報から、テザーの基本情報や特徴、買い方や購入可能な取引所まで完全網羅!今後の将来性も考察
価格推移・チャート
現在の価格
USDT price:
1 USDT =
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0.00001028 BTC
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1 USDT =
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155.370000 JPY
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テザーの最新情報
テザーはその性格上、常に1:1の割合で米ドルを保有しておかないといけません。
もしも保有する米ドルよりも、流通しているテザーの量の方が多いとなると、テザーの方が多いだけに、価値が下がってしまい、1米ドル=1USDTのレートを維持できなくなります。
そのような内情もあってか、2018年4月に行われた3億の新規トークンの発行に対して、ネット上で批判が巻き起こりました。
現在、テザーにはある疑惑がかけられています。
それは、新規発行をしたテザーを使ってビットコインを買い増しし、価格を釣り上げているのではないのかという疑惑です。
もちろん、これはあくまで疑惑であって、確証のあることではありません。
ただ、疑惑なんてものは監査をすればすぐに判明するものであるにも関わらず、未だTether Limitedは精確な監査結果を公表するに至っていません。
果たしてTether LimitedはUSDTの価値を裏付けられるだけの十分な資産を本当に保有しているのか、その疑念は未だ完全には払拭されず、燻っています。
そもそもTether(テザー)って何?
Tether(テザー)とは仮想通貨版のペッグ通貨のことです。
ペッグ通貨とは
他の通貨と価値が連動している通貨のことで、テザーの場合はその価値は常に米ドルと同じとなります。
通貨単位はUSDTです。
テザーの価値は常に米ドルと同じとなりますので、
レートは1米ドルあたり1USDTで常に固定されています。
法定通貨の代わりに使用することができる仮想通貨とのことで、
トレーダーから人気を集めています。
時価総額は2450億円以上と非常に高く、
仮想通貨の時価総額ランキングにおいて20位圏内に陣取っています。
基本情報
テザーは2014年10月に公開された仮想通貨で、管理者のThether Limitedが発行しています。
中央管理者が存在する仮想通貨のため、カンターパーティーリスクが存在する仮想通貨です。
例えば、テザーを扱っているThether Limitedが破綻したり、ハッキング被害を受けてThetherを盗まれたり、さらにはThether Limitedが不正をするなどすると、価値の裏付けができないため、テザーの強みである米ドルと同価値で交換できるというメリットが享受できなくなります。
現在、ビットコインなどの仮想通貨の取引をするにあたり、米ドルの代わりにテザーを使用しているという投資家は世界中に多く存在します。
もしもカウンターパーティーリスクが発生し、
テザーの信用が失墜すると、仮想通貨の価値も暴落すると言われています。
仕組み
テザーは米ドルのペッグ通貨のため、1USDTの価値は常に1米ドルとなります。
一体どのような仕組みがあれば、このような事が実現できるのでしょう?
テザーを管理しているTether Limitedは、テザーと米ドルを交換する時に、常に米ドルと同額のテザーを発行しています。
例えば、100ドルでテザーを購入する場合、Tether Limitedは100USDTを新規に発行し、渡すことになります。
常に米ドルとテザーは等価交換となりますので、市場に流通しているテザーの量と、Tether Limitedが保有する米ドルの資産は常に同じとなります。
Tether Limitedでは、この
入金された米ドルの金額を常に内外に公開し、透明性を確保しています。
そのため、不正が行われる余地がなく、投資家は安心してテザーを使用した取引ができます。
将来性
一部疑惑こそあるものの、テザーは
未だに世界中の投資家から注目を集めている仮想通貨です。
仮想通貨の取引をするにあたり、法定通貨だと何かと不便です。
しかし、テザーを使用すると、高速で送金できるため、スムーズに取引できます。その上、手数料も非常に安いです。
これが米ドルや円などの法定通貨の場合、送金をするだけでも時間がかかります。
その上、銀行に対して手数料を払わないといけませんので、コストがかかります。
送金時間とコストがかかる米ドルを使うぐらいならば、テザーの方が早くて安いから良いと考える人は多くいるものです。
このように、テザーは法定通貨と比べて使いやすいというメリットがあるため、一見すると将来性があるように思われます。
では、実際のところはどうなのでしょう?
まず、いくらテザーに将来性があったところで、テザーそのものに投資的な魅力は薄いでしょう。
というのも、
テザーは米ドルのペッグ通貨のため、常に価格は米ドルと同じです。それは今後も同様でしょう。
USDTと米ドルのレートが常に同じである以上、テザーを保有していたところで、
キャピタルゲインを稼げる見込みは薄いです。
それどころか、
金利が付かない分、デメリットの方が多いでしょう。
確かにテザーは米ドルよりも便利で使いやすい通貨なのですが、投資という面においてはメリットが少ないです。
テザーは将来性のある仮想通貨かもしれませんが、投資をしたいと思わせるだけのメリットに関して言えば、ほとんどないかもしれません。
テザーを取り扱っている取引所
テザーは確かに有名な仮想通貨なのですが、国内でテザーを取り扱っている取引所はありません。
テ
テザーを取り扱っている海外の取引所というと、Poloniex、Bifinexなどとなります。
現在でこそ取り扱っている取引所の数は少ないのですが、テザーは米ドルの代わりに使用することができる仮想通貨のため、利便性が非常に高いです。
それだけに今後は海外だけでなく、国内にもテザーが普及する可能性はとても高いでしょう。