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シータフューエル/Theta Fuel(TFUEL)

シータフューエル/ (TFUEL)のリアルタイムチャートや現在の価格などの最新情報から、Theta Fuelの基本情報や特徴、買い方や購入可能な取引所まで完全網羅!今後の将来性も考察

Theta-Fuelロゴ

価格推移・チャート

 

現在の価格

TFUEL price:

1 TFUEL = 0.00000068 BTC
1 TFUEL = 10.2800000 JPY

シータフューエルの最新情報

2019年の5月にBinance公式アカウントよりTFUELが上場することが告知され、その信頼性が認められたことからかTFUELは1日で過去最高値を更新し、一躍注目を浴びるようになりました。

Binanceのアナウンスからたった一日で約2,5倍値まで成長し、その後も緩やかに価値が高騰していき、現在の時価総額ランクは87位です。

今後もプラットフォーム利用者が増えれば増えるほどシータフューエルの需要も高まり、時価総額も上昇していくでしょう。

シータフューエルとは

シータフューエルとは、Thetaネットワークを通じてユーザー同士がお互いにデジタルコンテンツを共有する際に使用される仮想通貨です。

このシータフューエルは、Thetaプロトコル上で管理されている仮想通貨であり、Thetaと同じネットワークで利用することができるものであります。

仮想通貨の名称が似ているほか、シータフューエルが動作しているネットワークも同じであるため、混同しないように注意しましょう。

それでは、シータフューエルとは具体的にどのような仮想通貨なのか紹介していきます。



シータフューエルの基本情報と特徴

シータフューエルの通貨単位はTFUELであり、50億枚発行されています。発行枚数がこれ以上増えることはなく、POS通貨で頻発するインフレ問題も気にする必要がありません。

また、テレグラムやTwitter・Facebook・Reddit・Mediumで積極的に情報を発信しているため、シータフューエルの今後の動きを調べておきたい場合には、それぞれチェックしておくことが大切です。

詳しくは後述しますが、仮想通貨銘柄の一つであるThetaとは異なる役割を持つ仮想通貨ですので、特徴について詳しく知っていきましょう。


Thetaとの違い

ThetaとTheta Fuelは、それぞれ同じプロジェクトがリリースしている仮想通貨であり、名前も似ていることから、似たような役割を持つ仮想通貨と思うかもしれませんが、もちろん別物です。

何がどう違うのかより深く理解するために、それぞれの特徴をみていきましょう。


Thetaの特徴
シータフューエルは、Thetaとは違う働きをします。Thetaは、Thetaネットワークの管理を担う仮想通貨であり、Thetaネットワークのセキュリティそのものでもあります。

具体的には、バリデータという入力されたデータが正しいものかどうかをチェックする仕組みの実現や、Thetaを保有している方によるノードプロテクターとしても機能します。これにより、Thetaネットワーク上の仮想通貨を保護できる仕組みを提供しています。

また、ほかにもブロックの生成などを行なうのがThetaであり、ノーどプロテクターへの報酬としてシータフューエルが支払われます。

シータフューエルの特徴
Theta Fuelは、Thetaネットワークで使われる仮想通貨(トークン)です。先ほども紹介したようにThetaネットワークのノードプロテクターとして参加した者にシータフューエルが支払われるため、単なる報酬受取用仮想通貨と思ってしまうかもしれませんが、それはあくまで役割のひとつです。

シータフューエルのいちばん重要な役割は、ストレージウォレットプラットフォームで使われることです。そのプラットフォーム上でスマートコントラクトを利用した決済や、動画などのデジタルコンテンツを共有する、共有される際に支払う手数料としてシータフューエルが使用されます。

他の仮想通貨で例えるならば、ERC20トークンの送金に使用されるイーサリアムや、NEOトークンの送金に使われるGASとほとんど同じ役割とも言えます。


Thetaはネットワーク管理、Theta Fuelはサービス利用
総評すると、ThetaはThetaネットワークのセキュリティを確保するために利用されている仮想通貨であり、シータフューエルはThetaネットワーク上のサービス(現在はストレージウォレットサービスのみ)を利用するために使われるものと覚えておくと良いでしょう。

シータフューエルが誕生した経緯

その気になればThetaという仮想通貨を使って、シータフューエルの役割であるユーザー間での支払い機能も持たせることで、1つにまとめることができるはずです。

そうしなかったのには当然理由があり、Thetaのプロジェクトチームは、大きく異なる役割に関して別々の仮想通貨には分けるべきと考えていたようです。

第一に「流動性の違い」があります。ThetaはThetaネットワークの保守に使われることが主であり、頻繁に利用されるものではありません。しかし、今現在のシータフューエルは、デジタルコンテンツの共有がトランザクションによるユーザー間でのやり取りが頻繁に発生することからThetaと比較すると高い流動性が必要となるのです。

この流動性が異なることが原因で、Thetaネットワークを管理することが難しくなるのではないかと開発チームは考えていました。

近年51%攻撃という仮想通貨の仕様を悪用した事件が起きています。Thetaの場合、あまりにも大量のThetaを特定の誰かが保有してしまうと、51%攻撃と同様なセキュリティアタックを実行されてしまうことがあり、あまり多くの枚数を公開市場に流通させるべきものではありません。

しかし、Thetaネットワークのプラットフォームを利用するには高い流動性を持つ仮想通貨が必要になるということで、大量に流通させても問題ない別の仮想通貨「Theta Fuel」が誕生したのです。

メインネット稼働成功時に無料で頒布されていた

シータフューエルは、Thetaを公開した当時から発行されている仮想通貨ではありません。 もともとThetaはメインネットが完成する前からイーサリアムネットワーク上でERC20トークンとして発行されていたものですが、メインネットが完成した際にERC20トークンのThetaと1:1の割合で交換されていました。

その後、メインネットを安定して可動させることに成功した2019年3月15日にシータフューエルが作成・発行されました。その際もThetaトークン保有者に対して「1 THETA = 5 TFUEL」のレートで無料で頒布されました。

発行枚数は上限あり

Theta Fuelは、Thetaのノードプロテクタに継続的に支払われ続けますが、その際に使用されるシータフューエルは新規に流通することになる仮想通貨です。 そのため、上限が設定されていない場合、無制限に流通枚数が増えてしまいTheta投資家にとって不利益になるインフレが起きてしまいますが、シータフューエルにはその心配は必要ありません。

しっかりと上限枚数が定められており、上限枚数以上は新規発行されたシータフューエルがノードプロテクターへの報酬として使われることはありません。

シータフューエルを取り扱っている取引所

シータフューエルを取り扱っている取引所は以下の5箇所です。
・Binance
・Upbit
・Gate.io
・Coinone
・WazirX
草コインと言われるマイナーな仮想通貨を取引している方でもあまり聞いたことがないと取引所もあるかもしれませんが、そのようなマイナーな取引所は置いといて、Binanceに上場しているということはとても良いことではあります。

Binanceは現物取引のみの世界ランキングにおいて長年1位を維持していた時期があり、今も世界トップクラスの流動性を誇る取引所です。極端な話、Binanceに上場するだけで流動性を確保することができるため、シータフューエルに投資したい方にとっては嬉しいニュースです。

他の取引所はバイナンスと比べると流動性が低く、なおかつ日本人では使うことができない取引がほとんどであるため、シータフューエルを取引する際は必然的にBinanceを利用することになるでしょう。

シータフューエルを購入するリスク

メインネットで安定稼動しており、利用目的もはっきりしているシータフューエルですが、投資対象として購入する場合は当然ながらリスクは存在します。

投資する際におさえておきたいポイントについて紹介しておきます。

Thetaと間違えないようにすること

ありがちなミスが、購入する仮想通貨を間違えてしまうことです。通貨単位こそTHETAとTFUELで別物ですが、正式名称の場合はThetaとTheta Fuelとなり、通貨名をしっかり見なかった場合間違えて購入してしまう可能性があります。

急な高騰に焦って購入しようとすると起きてしまいがちなミスなので、せっかくのチャンスを逃さないように注意して下さい。

取引所規制次第では取引できなくなる

シータフューエルは現状国内取引所では流通していません。また、今現在取引できる取引所も一部日本からの利用は規制されており、いつ全ての取引所が規制を受けてもおかしくない状況にはなっています。

一番流動性が高いBinanceもいつ取引できなくなるのかわかりません。なぜかというと、つい先日BinanceはDEX(分散型取引所)と証拠金取引に関して、日本国籍ユーザーは利用できなくなるというニュースを発表しており、最悪の場合現物取引にまで規制が普及してしまいます。

シータフューエルを取り扱っているUpbitやGate.io、Coinoneは既に日本からの利用が規制されているため、まともに利用できてなおかつ流動性があるのはBinanceしかありません。そのため、取引所規制に関しても情報を日々集めておく必要があります。

シータフューエルの将来性は

最後に、シータフューエルにはどのような将来性があるのか見ていきましょう。

Thetaプラットフォームの利用者が増えるほど需要が高まる

Theta Fuelは、Thetaプラットフォーム上での支払いに使われる唯一の仮想通貨であるため、プラットフォーム利用者が増えれば増えるほどシータフューエルの需要も高まるということになります。

需要が高まるということは投資目的以外での購入が増えることになり、供給が需要を追い抜くとその状態が続く限り価格が上がる可能性があります。

ただし、逆のこともしっかり考えておく必要があります。Thetaプラットフォーム利用者が増えれば価格が上がる可能性があるということは、Thetaプラットフォームの利用者が減ると流動性が下がる価格も落ちてしまう可能性があるということです。

流動性が下がるだけでなく、投資対象としての魅力も失われてしまう可能性があるため、Thetaのニュースに注目しておくといいでしょう。

Thetaだけでは荷が重いセキュリティを実現している

少なくともThetaプラットフォームはセキュリティに関しては安全です。ThetaとTheta Fuelの2つの仮想通貨に分けることで、悪意あるセキュリティアタックの可能性を極限まで減らした上で流動性を確保することに成功しています。

仮想通貨のプロジェクトチームがセキュリティを怠ったばかりに、仮想通貨の盗難に遭ってしまうケースが決して少ないわけではなく、万が一そのようなことが表沙汰になってしまった場合は信頼性が驚くほど低下し、大暴落に繋がってしまいます。

そのようなリスクを考えると、シータフューエルは安心して投資することができる仮想通貨の一つであると言えるでしょう。

Binanceに怪しい仮想通貨と思われていない

2018年夏頃までは頻繁に新しい仮想通貨を上場させていましたが、上場に関するトラブルが相次いだため、現在は非常に厳しい審査を通過した仮想通貨しか上場させていません。

その厳しい審査をシータフューエルが通過しているということは、非常に多くの仮想通貨を見てきているBinanceから見ても特別怪しい仮想通貨ではないということになります。

そのようなことから、9割が詐欺とわれている仮想通貨プロジェクトで、このようなBinanceの承認を受けているのは大きな投資ポイントの一つであると言えるでしょう。

まとめ

Theta FuelはThetaプラットフォームあってこその仮想通貨です。ほとんどのプロジェクトは壮大な理想をホワイトペーパーにまとめるだけまとめて頓挫することが多いですが、プラットフォームの開発が完了しメインネットも稼働しているThetaは投資対象として信頼できるプロジェクトの一つと言えます。

そんな中でも、Thetaプラットフォームの実需に期待して投資したい場合はTheta Fuelを。Thetaプラットフォームのセキュリティ技術を買われて外部プロジェクトと提携するニュースがあった場合は、状況に合わせてTheta・Theta Fuelのどちらかに投資するなど、投資対象をうまく分けることが大切です。

ただし、投資する以上はリスクがつきものなのでそのことを理解した上でシータフューエルを取引してみてください。