海外仮想通貨取引所 比較ナビ【BINANCE・BitMEX・HitBTCなど】

バージ・ヴァージ/Verge(XVG)

バージ・ヴァージ/Verge(XVG)のリアルタイムチャートや現在の価格などの最新情報から、バージの基本情報や特徴、買い方や購入可能な取引所まで完全網羅!今後の将来性も考察

ヴァージロゴ

価格推移・チャート

 

現在の価格

XVG price:

1 XVG = 0.00000007 BTC
1 XVG = 0.98820000 JPY

最新情報

バージは2018年5月4日にハードフォークが行われる予定です。
バージは以前、マイニングアルゴリズムの切り替えにあたりバグが発生し、大量のマイニングコインが発生するなどの事態に見舞われました。
その件は一応は終息するに至ったのですが、ハードフォークをして修正しないといけない個所があったため、今回ハードフォークをすることになったとのことです。

今回のハードフォークはバグに対処するためという、ネガティブな原因が端を発しているせいか、価格に対する影響は少なそうです。

ただ、バージは2018年3月以降、徐々に価格が上がっており、もともと上昇傾向にあったため、ハードフォークの件があろうとなかろうと、価格に関してはそれほど問題はないかもしれません。

バージは2017年11月までは、0.004ドル以下という、極めて低い水準にありました。
しかし、仮想通貨ブームの後押しもあってか、12月には0.25ドルまで高騰しました。

その後、仮想通貨ブームの崩壊に合わせて暴落し、0.02ドルまで落ち込みました。
しかし、その後に反転し、0.06ドルから0.07ドルまで回復し始めています。

もともと通貨としては優秀な匿名性通貨なだけに、今後も特に問題がなければ、順調に価格が上がり続けるかもしれません。

バージとは?その特徴を解説

Verge(バージ・ヴァージ)とは

仮想通貨の一種です。通貨単位はXVGです。

時価総額は10億ドル以上と非常に高く、人気があることが窺えます。

バージはオープンな取引ができるというメリットがある一方で、送金履歴を秘匿することができるなど、プライバシーが守られやすい匿名性仮想通貨でもあります。

特定の開発者はおらず、有志のプログラマーたちがバージを開発しました。

基本情報

バージは2016年2月1日に公開された仮想通貨です。
発行上限は165億5500万XVGです。アルゴリズムはPoWです。

バージは匿名ネットワークを使用することで、トランザクションの追跡を不可能にすることに成功しています。
そのため、バージを使用すれば、完全な匿名性を実現できるため、ユーザーはプライバシーを気にせずに取引ができます。

特徴

バージの特徴というと、まずその匿名性の強さがあります。
Torやi2Pなどを使用することで、バージは使用者のIPアドレスや位置情報などのプライバシーに関する情報を隠すことに成功しています。

バージを使用して取引を行うと、その取引履歴を追跡することはほぼ不可能と言っても良いでしょう。

ただし、バージを使用すると、必ずしも匿名性が再現されるとは限りません。
というのも、他の匿名性暗号通貨と違い、ヴァージの場合、匿名にするか否かを使用者は選択することができるからです。

つまり、ユーザーはいつでも自分の判断で取引履歴を匿名化することができますし、同様に公開することも可能です。

このような他にはない匿名性に加え、バージにはスマートコントラクトが実装されているという特徴があります。
さらに、バージは取引スピードが非常に速い仮想通貨です。

スマートコントラクトがある上に、取引スピードも速いだけに、まさにビジネス向きの仮想通貨と呼べるでしょう。

他にも、バージにはSNSでチップ代わりに使用することができるなど、ユニークな機能が搭載されています。

バージを取り扱っている取引所

バージは今、話題性のある匿名性仮想通貨ということもあってか、取扱っている取引所の数は多いです。
ただし、日本国内には現状のところ、取扱っている取引所はありません。
そのため、バージを取引する場合、海外の取引所を用いることになります。

バージを取り扱っている取引所というと、Binance、Bittrex、HitBTCなどがあります。

今後、バージの人気が高まれば、日本国内でも取引可能な取引所が出てくるかもしれません。
ただ、バージは匿名性仮想通貨のため、マネーロンダリングなどの犯罪に使われやすいという特徴があります。

日本は匿名性仮想通貨に対して厳しい姿勢でいるため、もしかしたらそれが原因で国内では上場できないかもしれません。

将来性

バージは特定の開発者こそいませんが、バージを支持する有志諸君の力は非常に強大です。

バージの有志たちは、思想に共感し、ボランティアも同然の形でヴァージの開発に貢献しています。
その開発の費用などは、すべてバージのファンの募金によって成り立っています。

このように、バージは有志コミュニティから非常に愛されている仮想通貨です。
その影響もあってか、Twitterには公式キャラクターまで存在するほどです。

どれほど優秀な仮想通貨だったとしても、それを支持する母体がいないと、将来性はありません。

その点、バージはただ優秀なだけの匿名性仮想通貨というわけではありません。
その背後には熱狂的な有志がいるだけに、将来性は非常に明るいことでしょう。
バージの有志のような、熱烈な支持母体がいる限り、バージを利用する人がいなくなることは滅多になく、今後も利用され続けるでしょう。

それどころか、有志が増えるにつれて、その価値が増大する可能性が高いです。

短期的に見ると、バージの価値はまだまだ低いです。
しかし、長期視点で見ると、成長性が期待できる仮想通貨です。